日遊協は5月16日、都内中央区の本部会議室で記者会見を行い、6月の総会決議をもって一般社団法人プリペイドシステム協会(PSA)と、一般社団法人電子認証システム協議会(認証協)が団体加盟する予定にあることを明らかにした。
冒頭あいさつした西村会長は、最近増加しているオンラインカジノを巡る報道など受け、「たとえサイトが海外にあっても、日本で参加することは違法であるということを認識していない人もいる。その一方、パチンコ店は公安委員会の許可を得た営業であり、使える金額にも上限がある。そいう意味では、パチンコ・パチスロを遊技されるお客様に、安心して遊べる娯楽であるということもっとアピールしていく必要性がある」との考えを語るなどした。
一方、会見前に実施された理事会では、先の団体会員入会に関する件に加え、令和5年度の事業報告書および決算報告書などを報告。このうち決算報告では、財政状況の改善に向けた施策の一つとして、同会がてがける遊技機取扱主任者講習のオンライン化を推進することなどで、会運営の合理化を図っていく考えであることが伝達された。