メーカー3社の出演あおぎ白熱の議論〜同友会〜

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 日本遊技産業同友会(高濱正敏代表理事)では10月16日、大阪市内で「遊技産業の明日を考える大阪討論会」を開催した。

 7月の名古屋開催に続く第2弾。今回はメーカーサイドより(株)平和・石橋保彦社長、サミー(株)・片本通副社長、(株)大都技研・小出義雅常務3氏の出演をあおぎ、またパーラー企業からは(株)ボネール・福井章代表取締役(日遊協近畿支部長)、(株)エムズ・ユー・松田高志代表取締役(同友会副代表理事)の2氏が登壇した。司会は前回名古屋開催に引き続き(株)インフォ・ピー・笠井英史代表取締役。

 討論では「マーケットの現状」「パーラーにおける遊技機購入コストの変化」「ファン増加のために必要な施策」「メーカー、パーラーがどのように協力していけるのか」といったテーマについて白熱した議論を展開。

 コストを巡る問題ではリユース、リサイクル、共同部材の活用等によるコストダウンを求めるパーラーサイドに対し、メーカー側は一斉大量導入がもたらす部材調達リスクを説明。また、「お店は遊技機を長く使って欲しい」と訴えるメーカーサイドに対し、「メーカーの販売方法に機械の短命化を促す要因があるのでは」とパーラー側が反論するなど、双方の対立軸がある程度鮮明となった格好。ただ、今後の業界を考える上で協力が不可欠との見解では双方の立場が一致した。

 なお、当日は同友会会員に加え日遊協近畿支部会員、近畿地区の各府県遊協組合員など総勢185名ほどが出席している。

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