動画の広告効果に着目し、より効果的な活用法をアドバイス/SANN

投稿日:2021年11月2日 更新日:

SANNは10月28日、ホール向けWEBセミナー「全国SNSマーケティング動画広告市場について」を開催した。

セミナーは2部構成。第1部のテーマは「2021年秋最新店舗SNS(Twitter/LINE等)」で、同社の出戸端信吾常務取締役が、全国の稼働上位300店舗のTwitterおよびLINEの利用状況を分析。その上で各SNSツールの集客効果について講じた。

この中で同氏は、TwitterよりLINEを利用しているホールの割合が高い傾向を紹介。その理由については「会員のみへの配信となるため、クローズ気味な情報を送ることができる」とし、実際、集客(売上)効果も高いという。

また、より効果を高めるためのツールとして動画を推奨。「LINEを利用しているホールのうち、動画を利用しているのは13.9%に過ぎない。動画のほうが反応が高いという実例もあり、差別化するには有効だ」と話した。

第2部のテーマは「急速に拡大する動画広告について」で、同社ITソリューション事業部の川瀬直史氏が、動画広告全体の市場を分析したほか、動画広告の効果や失敗の実例などを挙げ、より効果的な動画広告の運用についてアトドイスした。

同氏によると、ブランドの好感度を高める効果が、動画は静止画に比べて約5倍高いという。効果が高い理由については視覚だけでなく聴覚などにも訴えかけられる点などを挙げ「特にデジタル世代の若者の獲得に有効」とした。

その上で、「冒頭の5秒でインパクトを与える必要がある」「伝えることは1つに絞る」など、より効果的な動画コンテンツを作成するポイントを語った。

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