【コラム】“スマスロらしさ”というワードに注目
~導入から31週目で過去最大の値を示したスマスロ機の登場~

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今年1月からパチスロの中古相場はおもしろい動向を示している。その代表的な機種が『Lからくりサーカス』で、これを執筆している2月22日の段階では200万円を超えている(文=𠮷元一夢/株式会社THINX 代表取締役)。

本稿では、なぜここまでの支持を再度集めているのかについて考えてみながら、今後のパチスロ機の購買の方向感についてもまとめることとする。

同機の魅力のひとつとして考えているのが、プレイヤーが得られる高い勝ち金額にあると分析している。言うなれば、スマスロのレギュレーションを活かした“スマスロらしい機種”ということ。スマスロが登場する前の時代は、同機の勝ち金額はおろか、2万円に到達するのがやっとの時代だったので、この点がスマスロの登場によって大きく変わった点のひとつだと考えている。

実は昨年末頃から高い勝ち金額を有したスマスロらしい機種がプレイヤーから再注目(図1参照)されている。

その証拠に同機の遊技時間は、導入から31週目で過去最大の値を示した(図2参照)。こうした結果は、過去を振り返っても見当たらない異様な動向であり、現在、再評価されている理由のひとつとして考えている。

同時に、高い勝ち金額を有した『L革命機ヴァルヴレイヴ』の遊技時間も上昇傾向を示している(図2参照)ことから“スマスロらしさ”というワードが再評価されていると考えられそうだ。

つまり、こうした結果に基づけば、スマスロらしい機種を意図して購入していくことが有効に働くと考えられそうなので、今後は、この辺りのデータも意識しながら機械選定を行ってみてはいかがだろうか。

◆プロフィール
𠮷元 一夢 よしもと・ひとむ
株式会社THINX 代表取締役。データアナリスト・統計士・BIコンサルタント・BIエンジニア。文部科学省認定統計士過程修了。現在は、IT企業のシステム開発やソフトウェア開発にアドバイザリーとして従事しながら、パチンコホール・戦略系コンサルタントとして活動。

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