【コラム】今こそ強化!主役を支える名脇役、『甘デジ』の販促ポイント

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主役を支える名脇役『甘デジ』を有効活用するにはどうしたら良いのか? ポイントは「確かな存在感」にあります(文=梶川弘徳/CFY代表取締役)。

芸能の世界では「名脇役」に必要な役者の要素として「確かな存在感」というものがあるそうです。「あの人、名前は分からないけど最近、色んなところに出ているな」というように何となく記憶に残っていることも少なくありません。

セリフ自体は少ないものの、「確かな存在感」があり、そこにいるだけで独特の存在感を放ち空気を変えてしまう、それが名脇役の持つ特徴なのでしょう。

パチンコホールを芸能の世界に例えてみると、『甘デジ』というのは決して主役でも花形でもありません。しかし、稼働と粗利の貢献力、設置期間の長さ、資産価値の安定性、これらどの観点から見ても高評価が付けられ、ホールでは名脇役としての役割を果たしていると言えます。

機種実績の公開データを見てみると、全てのスペックタイプの中で稼働上位機種としてランクインする甘デジのうち、平均以上の粗利を獲得している機種が77%を占めています。

また、資産価値の安定という観点では、中古機価格(1月25日現在)の上位100位のうち甘デジは57機種(57%)を占めており、その57機種のうち導入4週(1ヵ月)以上は55機種(96%)となっています。

この実績から見ても甘デジはパチンコホールに長期貢献していると言えます。では、主役を支える名脇役『甘デジ』を有効活用するにはどうしたら良いのか? 今回は『確かな存在感』という観点から販促のポイントとデザイン事例をご紹介させて頂きます。

・販促ポイント

①「確かな存在感」を示す販促事例
パチンココーナーの主力機種(主役)に負けず劣らずの存在感を示すために、甘デジに関しても専用の島装飾を設置することを推奨します。

甘デジコーナーはバラエティコーナーとして認識されやすい傾向にあるため、専用の島装飾によって如何に存在感を示せるかということがポイントとなります。店内を回遊するユーザーに対して「甘デジを強化している」ということを、まずは視覚的に伝えるための販促物を設置してみては如何でしょうか。

販促事例①専用の島装飾で存在感をアピール!

②「最適な遊び方」を提案する販促事例
多彩なスペックを展開する甘デジは、その日の予算や時間、あるいは好みや気分によって遊び方や機種を選べるのも楽しみのひとつです。それぞれのタイプに分けて札やポスターで遊び方の提案をする販促物を設置することを推奨します。

また、幕板の「スペックPOP」によって機種名とスペックを提示することはお客様目線では必要不可欠なので必ず設置したい販促物のひとつです。

販促事例②各スペックタイプに分けて遊び方を提案。

◆プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
Mail:info@cfy.jp

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