贈呈式の模様。感謝状を受け取った冨田英児社長（右から3人目）と、目録を受け取った渡井すみ子会長（右から4人目）。
ABCは3月11日、静岡県社会福祉会館シズウエル（静岡市）で、「児童養護施設等退所児童応援事業」寄附金贈呈式を行った。
贈呈式では、冨田英児社長が「私どもは地域のお客様の応援によって事業を営んでいる以上、社会貢献活動もより地域に密着した身近な方々への応援事業をしていきたい。いろいろな境遇のお子様がいらっしゃると思いますが、応援してくれる人は近くにいると感じていただけたらと思います」と挨拶。静岡県社会福祉協議会の立ち会いのもと、静岡県児童養護施設協議会の渡井すみ子会長に目録を贈呈した。
これに対し、渡井会長は「コロナ禍の大変厳しい状況下でも、こうして変わらずご支援いただき、心温まるメッセージを賜ることは、ご支援をいただく子供たちだけでなく日々寄り添っている私たち職員にも、同時に大きな力と勇気をいただいております」と感謝の言葉を述べ、冨田社長に感謝状を手渡した。
「児童養護施設等退所児童応援事業」は、静岡県内の児童養護施設等を退所（卒園など）し、4月から新生活を始める児童を対象に、必要な支度費用として1人あたり4万円を寄付するもの。自立し、より充実した新生活が送れることを願い、家電製品や寝具、スーツ等を購入する際の資金として援助する。
