藤商事、PS販売台数14万5千台で増収減益

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 藤商事が5月10日に発表した平成25年3月期決算短信(非連結)は、売上高469億9100万円(前期比9.2%増)、営業利益62億6700万円(同14.1%減)、経常利益63億1700万円(同13.8%減)、当期純利益31億2300万円(同23.6%減)となり、増収減益となった。

 パチンコ遊技機では、『つんく♂プロデュースCR元祖!ハロープロジェクト』シリーズ、『CRオーメン』シリーズなど、新規タイトルとして7機種を市場投入したほか、手軽に安く遊べるタイプなどを追加発売し、販売台数は14万2000台(前期比4.8%増)、売上高は458億9500万円(同8.0%増)となっている。

 一方、パチスロ遊技機では、新規タイトルとして『パチスロ天〜天和通りの快男児〜』、『美らがっぱ』『ヴァン・ヘルシング〜ハンティングラッシュ〜』の3機種を市場投入し、販売台数は3000台(前期比101.8%増)、売上高は10億9600万円(同109.3%増)となっている。

 次期の業績見通しは、売上高500億円(対前期比6.4%増)、営業利益70億円(同11.7%増)、経常利益70億円(同10.8%増)、当期純利益40億円(同28.1%増)を予想。

 パチンコホールやパチンコファンのニーズを捉えた商品性の高い新機種を効果的なタイミングで市場投入することにより、販売台数の確保に努めるとともに、より一層の稼働向上に向け、積極的な研究開発を行い、商品力を強化していくとしている。

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