SANKYOは5月9日、2024年3月期の連結決算を発表した。売上高は1,990億9,900万円（前年同期比26.6%増）、営業利益は724億9,500万円（同23.9%増）、経常利益は731億8,200万円（同23.3%増）、純利益は537億9,100万円（同14.7%増）となり、増収増益を達成した。
遊技機事業では、パチンコ機関連事業の売上高が1,470億4,200万円（同20.0%増）、営業利益が611億6,500万円（同12.8%増）となった。販売台数は29万7,648台（前年同期比10.8%増）で、「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」（販売台数：50,100台）及び「ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン Type レイ（Type カヲル）」（販売台数：66,900台）の主力シリーズ機を筆頭に販売台数を積み重ね、パチンコ機の販売台数シェアが30％を超えるなど、２年連続でトップシェアを獲得。
パチスロ機関連事業では、売上高が321億4,300万円（同42.5%増）、営業利益が152億8,900万円（同64.8%増）となった。販売台数は7万379台（前年同期比36.4%増）で、スマスロ機の『Lゴジラ対エヴァンゲリオン』や『Lパチスロからくりサーカス』が牽引した。
2025年3月期の通期連結業績予想では、売上高が1,800億円（前期比9.6%減）、営業利益が610億円（同15.9%減）、経常利益が620億円（同15.3%減）、純利益が420億円（同21.9%減）を見込んでいる。
2025年3月期の遊技機販売台数計画は、パチンコ機が24万7,700台（前期29万7,648台）、パチスロ機が11万9,500台（同7万379台）。厳しい市場環境が予想されるパチンコ市場では、3期連続となるトップシェアの獲得に邁進し、パチスロ市場では、トップシェアグループに食い込めるよう、両事業において機種ラインナップを充実させていく方針だ。
