学生ならではの視点でパチンコアイデアをプレゼン

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グランプリに輝いた山口航之介さん(下段右から2人目)。「もっと楽しく遊技できるパチンコの開発に携わっていきたい」と話す。

 ダイナムは10月27日、同社本社で「ダイナム杯パチンコアイデアGP2019最終プレゼン会」を開催した。

 「ダイナム杯パチンコアイデアGP」は一般学生(大学、大学院、専門、短大)を対象に、『世の中にない自分が打ちたい・打たせたいパチンコ台を考える』のテーマに沿って新たなパチンコ台のアイデアをプレゼンするもの。昨年に引き続き2回目の開催となった。

 当日は1次・2次審査を通過したファイナリスト8組、13名が参加。持ち時間10分の中で、自分が考えたパチンコ台のアイデアを精一杯プレゼンした。審査員はダイナムの藤本達司代表取締役社長、佐藤公治取締役、保坂明取締役、特別審査員はScooP!tvの寺井一択氏、ラーメンYouTuberのSUSURU氏、パチセブンのパチ7編集長が務めた。

 厳正な審査の結果、見事グランプリに輝いたのはG&Eビジネススクール大阪校に通う山口航之介さん。プレゼンしたパチンコ台『CHANCER HANTER』は、前面ガラスを全てタッチパネルとし、スマホと同様の操作で液晶画面をスクロール。360°自由に視点を動かしてチャンス演出を探しに行くゲーム性となっている。これはスマホを見ながらパチンコを遊技しているユーザーをパチンコに引き込ませたい、という山口さんの想いからアイデアが浮かんだという。

 藤本社長は、「皆様の提案は、射幸性よりも本来のパチンコの楽しさに重点をおいた作品ばかりで未来の可能性を感じる発表だった。ダイナムでは10年後、20年後を見据えて、業界を発展させるためにも若い方々の知恵とアイデアを積極的に取り入れたいと考えている。早速、ファイナリストの方々の発表内容をPB機チームで議論していきたい」などと総括した。

  • ファイナリスト8組が熱意あるプレゼンを披露した。

    ファイナリスト8組が熱意あるプレゼンを披露した。

  • 記念撮影の模様。

    記念撮影の模様。

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