神奈川県遊協が社会貢献20周年式典を開催

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 神奈川県遊技業協同組合と神奈川福祉事業協会では5月9日、横浜市「新都市ホール」において、神奈川福祉事業協会20周年と社会貢献総額20億円達成を祝う記念式典を開催した。

 神奈川福祉事業協会は神奈川県遊協が昭和60年に社会貢献活動を行うために設立された団体で、「福祉寄付事業」と「福祉自主事業」の2本柱による活動を展開。特に「福祉寄付事業」は設立以来、毎年福祉団体等への寄付を行っており、今記念式典は設立20周年とあわせて社会貢献総額20億円の達成を記念して行われた。

 神奈川県遊協・平川正寿理事長は、「業界の先人が20年前に灯した社会貢献活動の火は今後もしっかりと継承していきたい」と挨拶。来賓祝辞では松沢成文神奈川県知事、新堀典彦県議会議員、伊藤茂男神奈川県警本部長がそれぞれ祝辞を述べた。

 式典の第2部では、歌手で日本ユニセフ大使のアグネス・チャン氏による記念講演会が行われ、チャン氏はユニセフ大使として世界各国を視察し、特に経済難や戦争の絶えない中東、アフリカでの子供たちの悲惨な現状を伝えたほか、自身の生い立ちから現在に至るまでをユーモアを交えながら振り返った。

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