日遊協、健全化機構に3000万円貸付

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 日本遊技関連事業協会では1月18日、都内のグランドアーク半蔵門において、臨時総会と新年懇親会を開催した。

 臨時総会の議案は18年度収支予算の補正予算案の承認に関する件について。同議案は遊技産業健全化推進機構の当面の運営資金として業界4団体で貸し付ける1億8000万円のうち、日遊協が負担する3000万円を18年度の収支予算に組み入れるため審議されたもので、研修事業収入が当初の見込みを上回り、これに伴う支出を考慮しても当該貸付金を拠出できる見通しがつき、補正予算に充当することで可決された。

 深谷友尋会長は臨時総会の席上、「全日遊連という大きな軍艦の先端で見定めるのが日遊協の役割。6月末までの機械入替えについては最後の追い込みというより、6月以降の次のステージはどうなのかという点について真剣に議論しなければならず、同友会、PCSA、余暇進と議論しながら政策面での協定を結んでいきたい」と述べた。

 また記者会見では、全日遊連に対し手軽に安く遊べる遊技機の導入を促進する決議を要望したことを明らかにした。新年懇親会では警察庁生活安全局生活環境課・井口斉課長が今年業界が取り組むべき問題として(1)射倖性の適度な抑制(2)不正改造の防止(3)賞品取り揃えの充実??の3点を挙げるとともに「日遊協の横断的組織としての役割に期待したい」と祝辞を述べた。

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