パチンコDI値、季節要因含みで大幅悪化

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 エンタテインメントビジネス総合研究所は第55回パチンコ景気動向指数(DI)調査結果を発表した。昨年12月に56企業、67地域から回答を得た。

 収益や売上、粗利から総合的に判断する全般的状況はマイナス49.3で前回調査に比べ27.4ポイントの大幅悪化。ただし12月の調査値は季節要因もあり例年底値を示しており、12月の数値で過去3年を振り返るとマイナス51.7、マイナス48.5、マイナス48.6という推移。逆に3ヶ月後の見通しではマイナス14.9への回復を見込んでいるが、これが実際どこまで回復するかがポイントとなるだろう。

 この不況感の原因はやはり稼働の低迷。今回調査では4円パチンコ、20円パチンコ、低貸パチンコ、低貸パチスロの全部門でDI値がマイナスに転落。業況判断の理由では「来店客数の減少」が全体の8割を占めた。

 また、今回の調査ではトレンド・ウォッチとして新卒採用について調査。新卒採用についてはアンケート回答者のうち46.3%。「計画通りに採用できた」との回答は全体の14.8%にとどまった。

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