藤商事は11月6日、2024年3月期第2四半期の連結決算を公表した。売上高は182億9,300万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は25億8,300万円(同1.6%増)となり、増収増益を達成した。経常利益は25億9,000万円(同3.0%減)、純利益は24億700万円(同2.5%減)となった。
業績を牽引したのは、スマート遊技機の開発と市場投入である。同社は期中、パチンコ遊技機では若年層向けアニメタイトル『Pゴブリンスレイヤー』や定番ホラータイトル『Pリング 呪いの7日間3』を含む新規3機種を市場に投入し、そのうち1機種を同社初のスマートパチンコ『スマパチ RAVE 覚醒ループ』として発売した。
また、パチスロ遊技機では新規タイトル『パチスロ 戦国♰恋姫』1機種の市場投入に加え、前年度発売のスマートパチスロ『Lゴブリンスレイヤー』が本格的に導入開始された結果、パチンコ遊技機の販売台数は2.8万台(前年同期比24.4%減)、パチスロ遊技機は1.6万台(同234.7%増)となった。
2024年3月期の通期連結業績予想は売上高420億円(前期比20.4%増)、営業利益50億円(同29.0%増)、経常利益50億円(同23.0%増)、純利益35億円(同33.9%減)を見込んでいる。