【パチンコホール経営支援特集】今すぐできる！ 年末年始営業成功への道

【パチンコホール経営支援特集】
今すぐできる！年末年始営業成功への道

投稿日：2023年11月21日更新日：2023年12月12日

～ファンを引き込む集客・販促策を一挙公開～

「スマスロ」の高稼働とは対照的に「スマパチ」の稼働が中々定着しないなど、
パチンコ市場のファン離れは進んでいる。今後も競争が激化するパチンコホールにおいて、
持続可能なビジネスモデルを構築するためには、
「ファンの来店動機の増加」や「店舗の魅力を効果的にファンに発信」することが求められる。
本特集では、それらに資する集客・販促ツール等を一挙紹介する。

1年を通して重要な商戦期は何度か訪れるが、その中でも「年末年始」の重要度は高い。左の図表は、2023年1月から10月の期間における、パチンコ・パチスロそれぞれの売上、稼働（アウト）、粗利の推移を示したものだ。見れば分かる通り、年間を通して業績が伸びるタイミングが「年末年始」となっている。特に今年は、新型コロナウイルスが5類感染症に位置付けられ以降初となるため、帰省客や旅行客も多くなることは必至。その時、自店を効果的にアピールすることができれば、2024年のスタートダッシュは申し分ないものとなるだろう。

集客・販促のキーワードは
「ターゲット」の設定

しかし、むやみやたらに何でもやればいいというものではない。使用できるコストにも限りがあり、何と言っても費用対効果は重視したいところだ。

「そこで重要なのは『ターゲット』を明確に設定すること。現在は、ヘビーユーザーをターゲットとした集客・販促施策を行っているホールが目立つ。しかし、そういうファンは極論、黙っていても来店してくれる。今年の年末年始で重要になるのは、ライトユーザーをいかに自店に呼び込むことができるかという点だと思う」と話すのは業界事情に詳しいコンサルタントの㈱PRCの中田藤生代表取締役だ。

幸いなことに、年末年始にはエヴァ、バジリスク、魔法少女まどか☆マギカなど、ビッグタイトルが目白押しだ。地域性を加味したうえで、こうした好要素を盛り込みWEB広告、またサイネージ等を活用した店内装飾を展開していきたい。中田社長は「チャンスはそこかしこに散らばっている。是非ものにして、良いスタートダッシュを決めて欲しい」と話す。

次項からは今すぐ導入・運用でき、商戦期を成功に導く、強力な販促ツールを紹介していく。