東商流、今事業年度中に1g銀賞品の提供を開始

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都内ホテルで開催された東商流第28回通常総会。

東京都内のパチンコ店に金賞品を卸す問屋の組合、東京商業流通協同組合(堀井努理事長)は10月24日、都内で通常総会を開催し、1g銀賞品の提供を開始することを次期事業計画(2023年9月1日~24年8月31日)に盛り込んだ。また、金地金価格が高騰していることから、1g金賞品と0.3g金賞品の交換を進め、1g銀賞品の市場導入にあわせて1g金賞品は休止する方針とした。

総会後の懇親会で堀井理事長は、「現下の厳しい環境を乗り越え、健全な娯楽であるために確立された運営主体の一端を担いつつ、市場価値のある、高いセキュリティを付加した、安心安全な商品を安定的に流通させて、微力ではあるが、業界の持続発展に努めていく」と挨拶した。

懇親会には、前内閣府特命担当大臣で遊技産業議員連盟の事務局長を務める小倉將信衆議院議員や都遊協の阿部恭久理事長らが来賓出席した。

総会前には警視庁の風俗保安対策官が講話を行い、業界の健全化に向けて、①賞品の適正管理、②防犯意識の更なる向上、③暴力団排除と再関与防止対策、④特殊詐欺被害防止、の4点について言及した。

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