同業施設に比べ
広いスペースを確保
コロナ禍で「密にならない」レジャーとして注目を集めたインドアゴルフ。そのブームが続くなか、横浜市泉区に5月1日、「インドアゴルフ・リーブル」がオープンした。
運営元は、神奈川、東京で2店舗のホールを経営する株式会社E・クライス。屋内スポーツ施設運営を主な事業とする株式会社リーブルを設立し、同施設を運営していく。
同施設は、今年2月末に閉店したホールの跡地を利用。約170坪の延床面積の中にシミュレーションゴルフ10打席(うち1打席はVIPルーム)と、パター・アプローチ練習コーナーを設置した。営業は年中無休、24時間営業となっている。
事業の立ち上げを担ったリーブルの鈴木秀幸氏は「若手プロの活躍もあり、最近ゴルフに興味を持つ若い人が増えているため、事業としての可能性を感じました」と施設開業の経緯を話す。
特徴は、ホールの跡地を利用したことによる各打席の空間の広さ。特に一般的なインドアゴルフ施設に比べて天井が高く、利用者は器具の破損などの心配なくスイングすることができる。
集客面では「4月19日のプレオープン以降、80名ほどと見積もっていた会員数が、4月26日現在で130名と、思ったより手応えを感じています」と上々の滑り出し。今後は、ホール営業での経験を生かした緻密な会員管理や斬新な販促施策で、より多くの会員を獲得していく方針だ。