GW直前!改めてエヴァ15の価値を検証する。 ~コロナ離反から戻ってくる中高年齢の店舗定着化を図る~【コラム】

投稿日:2022年4月27日 更新日:

Withコロナが浸透し行動制限が徐々に解かれ、3年ぶりに集客できるGWを期待出来そうです。更に、離反していた中高年齢層ユーザーが戻りつつある現状、GWは更なる来店促進と店舗への定着化を図る絶好の期間となります。そこで今回はGWで中高年齢層をターゲットにするミドル機について考えていきます(文=三輪勝治/エムシック代表取締役)。

まず、下の回遊図と直近の顧客遊技データをご覧ください。

ターゲットが中高年齢層であれば海シリーズは当然重要機種となります。アウト稼働やメインユーザー比率では『エヴァ15』『Reゼロ』『ガンダムユニコーン』には及ばないものの、アウト/1人:7,000以上と抜群に遊技時間が長く、重要顧客である長時間遊技のヘビーユーザーが遊技しており、GW営業でも、海シリーズが重要である事に変わり有りません。

次に他のセブン機ですが、とかく話題の多い『Reゼロ』も重要な主力機ですが、やはり設置台数の多い『エヴァ15』『ガンダムユニコーン』が重要となります。メインユーザー比率1位2位であると同時にその比率は『エヴァ15』が16.1%⇒19.3%⇒19.5%、『ガンダムユニコーン』が7.1%⇒7.3%⇒9%と2月から4月にかけて上昇しています。特に『エヴァ15』の2ヵ月連続19%以上は新規則機では勿論、旧規則機ミドルでも例が無く、MAXタイプの『牙狼魔戒ノ花』まで遡るほどの高いメイン比率です。

更に多くの機種からの回遊線が『エヴァ15』『ガンダムユニコーン』に集中しており、両機種をサブとして遊技するユーザーも多い事が分かります。特に『エヴァ15』には、海2機種からの回遊線が伸びています。海シリーズは互いに第1サブ機種となっていますが、両機種とも第2サブは『エヴァ15』なのです。

ここで下表をご覧ください。

3月に各海をメインに遊技したユーザーが、4月も同じ海をメインで遊技した人を除けば、「海のミドル他機種」よりも『エヴァ15』の方が多い事が分かります。実は、主要海2機種とも翌月のメイン機種を、「海のミドル他機種」より、「他のミドル機種」にするユーザーが多かった回遊事例は『CR真・北斗無双』以来です。『エヴァ15』は、メイン・サブ遊技ユーザーの多さ、海シリーズとの回遊、両面から今後も継続して店舗主要機種であり続ける可能性が極めて高いと考えられます。

冒頭で述べた通り、今年のGWはコロナ禍で離反していたユーザーが数多く戻ってくる可能性が有ります。これらのユーザーに対し、海シリーズや海との回遊が多くなりつつある『エヴァ15』を、中高年齢層に強く訴求する事が今後の業績の安定に大きく寄与する事になると思われます。

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◆プロフィール
三輪 勝治
㈱エムシック代表取締役
1985年立教大学法学部卒業。パチンコ業界大手周辺機器メーカーに勤務。遊技台情報公開システム、情報ネットワークシステムの開発に携わる。退職後、One To One顧客管理システムの開発・販売会社設立に参加。業界初の顧客遊技履歴データネットワークシステムを立ち上げる。システム開発、セミナー講師、等幅広く活動。2016年10 月株式会社エムシック設立。

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