【コラム】ライトミドルを遊技しているユーザーの本音 ~現在のライトミドル運用が半年後のパチスロ稼働を左右する~

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©山田風太郎・せがわまさき・講談社/GONZO
(P)KING RECORD CO.,LTD.

5号機撤去から5カ月が経過しました。撤去以降に登場した6号機で安定稼働しているのは『番長ZERO』のみであり、厳しいパチスロ運営が続いています。6月には6.5号機も導入され始めましたが、高い支持を得られる機種の登場はまだ先と考えている企業様も多いことと思います。今回は優秀な6.5号機が登場するまで、如何にパチスロユーザーを店舗に繋ぎ止めるか考えたいと思います(文=三輪勝治/エムシック代表取締役)。

表①をご覧ください。

表①は各月の遊技者をPのみ遊技、Sのみ遊技、両方遊技に分類した人数比率です。

5号機の段階的な撤去と共に、Sのみ遊技から両方遊技に変わり、完全にパチンコに乗り換えたり、回遊したりしている状況が分かると思います。

特に、5号機が撤去された翌3月にPのみ遊技が最大化、Sのみ遊技・両方遊技者が最小化し、以降、両方遊技・Sのみ遊技が微増で推移しているのは特徴的で、パチンコと回遊したが満足出来ず迷いながら遊技している様子が窺えます。

もう少し掘り下げてみましょう。グラフ①をご覧ください。

ミドルとライトミドルへの回遊を比較すると、5号機撤去と『番長ZERO』導入が落ち着いた3月以降、ミドルではパチスロへの戻りが少なく、ミドルへ若干流出しており、ユーザーがミドル遊技に満足していると思われます。

一方、ライトミドルでは流出入増減が大きく、ユーザーが遊技機種を特定出来ていないと考えられます。

これは『エヴァ15』など安定稼働しているミドルを、勝金額重視派のパチスロユーザーが安心して遊技している事に対し、勝率重視派が選択するライトミドルに強い機種が無く、ユーザーを繋ぎ止め出来ていないと考えられます。しかし原因は、機種の強弱だけではありません。表②をご覧ください。

『Reゼロ』は例外として、ミドル2機種の導入1週間の利益率は抑えめで運用され、直近週では10%を切る運用です。一方、ライトミドルは導入から高めで、直近では20%近い高利益率で運用されています。この運用により、導入週・直近週ともにライトミドルの方がミドルより勝率が低くなっています。これでは勝率重視派ユーザーの満足を得る事は無理な話です。

本来パチスロユーザーは勝率重視派が多いのです。一部の勝金額重視派がミドルを継続的に遊技している事は喜ばしい事ですが、『バジ絆』等を遊技していた多くの勝率重視派は満足できる機種を見つけられないでいるのです。

7月もパチスロユーザーが回遊しそうな新機種はライトミドルが中心になりそうで、現在の様な高利益率を継続すれば、多くの勝率重視派パチスロユーザーが離反する可能性があります。利益確保は重要課題ですが、ライトミドルも回遊客層を把握した上で、機種毎に稼働重視、利益重視のメリハリを付けた運用が必要ではないでしょうか。

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◆プロフィール
三輪 勝治
㈱エムシック代表取締役
1985年立教大学法学部卒業。パチンコ業界大手周辺機器メーカーに勤務。遊技台情報公開システム、情報ネットワークシステムの開発に携わる。退職後、One To One顧客管理システムの開発・販売会社設立に参加。業界初の顧客遊技履歴データネットワークシステムを立ち上げる。システム開発、セミナー講師、等幅広く活動。2016年10 月株式会社エムシック設立。

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