ニューギンの直営店《パーラーニューギン》は2月15日から、パチンコ新台『P野生の王国どらむサファリ』をテスト導入した。
同機は、可愛い動物たちが登場する『野生の王国』シリーズのドラム機バージョン。スペックは、大当たり確率1/159.84のライトスペック、大当たり確率1/99.90の甘デジスペックの2種類があり、同店では4円パチンコと1円パチンコの各コーナーにそれぞれ1台ずつ、計4台を導入した。
同店の加藤店長は、「ドラム機には液晶にない独特のリール演出や楽しさがあり、好まれるお客様は一定数いらっしゃいます。当店ではドラム機は年配層の方々がよく打たれていますが、市場的にも久しぶりのドラム機となり、多くのお客様に喜んでもらえるのではないでしょうか」と、市場から根強い支持のあるドラム機の導入に期待を寄せていた。
加藤店長は同機のスペック面の魅力として、遊タイムが搭載されている点を指摘。1/159タイプは低確率470回消化で時短600回、1/99タイプは低確率299回消化で時短70回に突入する仕様で、「両タイプともに初動が良く、遊タイムが付いていることでお客様にも遊びやすく感じてもらえているのだと思います」と分析している。
スペックではその他、両タイプともST突入率50%で、全ての大当たり後に70回の電サポが付与される。そのため、STや時短から大当たりの引き戻しが狙いやすく、こうした期待値の高さも遊びやすさにつながっている。
演出面では、迫力満点の火山ギミックをはじめ、先読み保留を変化させる助っ人「ピー助」、連続演出やチャンス演出時に色が変化する「肉球ランプ」、一発告知で要注目の「ビッグSUNフラッシュ」、変動開始時やリーチ中にランプでチャンスを知らせる「野生の王国ランプ」など多彩なギミックを搭載し、単調になりがちなドラム演出を賑やかに盛り上げる。
加藤店長は、「コロナ禍で年配のお客様の来店が落ちているなか、ドラム好きのファンの呼び込みに期待しています。遊びやすい仕様であることを体感してもらえれば、お客様の固定化、定着につながっていくのではないでしょうか」と期待している。
パチンコでは速い出玉性能やゲーム性の機種が増えているなかで、同機はちょっと気分を変えてマイルドに楽しめるゲーム性が売り。そういう意味では、ドラム機ファンだけでなく、幅広いパチンコファンに楽しんでもらえる1台となりそうだ。
なお、同機の全国ホール導入は3月7日を予定している。