新台『パチスロ バイオハザード7 レジデント イービル』(アデリオン製)のホール導入が、2月8日から始まった。カプコンとユニバーサルエンターテインメント業務提携第1弾となる同機は、カプコン人気コンテンツのパチスロ化を、ユニバーサルエンターテインメントが完全バックアップした。
同機のモチーフとなる「バイオハザード7」は、全世界で830万本の出荷を記録した大人気ゲームソフト。「日本ゲーム大賞2016(および2017)」「PlayStation Awards 2017」など数々の実績を築き上げた業務提携第1弾に相応しいコンテンツだ。
既にパチスロ機としても人気コンテンツとして知られる「バイオハザード」シリーズだが、最新作となる同機は、ZEEG筐体の最新モデルを採用し、液晶映像やサウンドなど、高クォリティの演出を実現している。
見どころはシリーズ伝統の「増殖」上乗せだ。上乗せゲーム数が表示された後のレバーオンで、表示された上乗せゲーム数が分裂、増殖することで、上乗せゲーム数が倍々に増えていく同演出(増殖上乗せは最大27個=30G×27個=810G)。圧倒的インパクトの効果音とともに展開する液晶演出は、必見の価値ありだ。
純増5枚のゲーム数上乗せ型AT「ハザードラッシュ」は突入時、特化ゾーンからスタートする。2種類ある特化ゾーンの何れかで獲得したゲーム数をもとに本ATは展開。消化中はレア役入賞や「7を狙え!」カットイン発生時が上乗せのチャンスとなる。
通常時の基本的なゲームフローは、規定ゲーム数の消化で「クライマックスバトル」に発展。同バトルは2戦突破型となり、演出クリアでAT確定となる。演出クリアの鍵を握るのが、通常時に獲得するポイント。ポイントは一定数を獲得することで、「クライマックスバトル」発生時にアイテムを獲得することができる。通常時はポイント獲得の特化ゾーン「モールデッドアタック」が存在するほか、「クライマックスバトル」発展のチャンスるとなる前兆ステージの存在など、多彩なゲーム展開が繰り広げられる。
同機の見どころについて、昨年末の新機種発表会でカプコングループ・㈱アデリオンの眞仁田達弘代表取締役社長は、「枚数の塊が取れることと、次の当たりが早いところがポイント。この両立は難しかったが、かつ高純増という機械を目指して開発してきた。バイオハザードのポイントは“怖さ”である。急に現れる恐怖感、それが出玉で喜びに変わることにこだわった。バイオハザードのモチーフを余すとこなくパチスロに落とし込めた」と語った。
カプコンとユニバーサルエンターテインメントは2019年1月31日、業務提携に関する「基本合意書」を締結。業務提携は、豊富なコンテンツと開発力を有するカプコンと、パチスロ筐体に関する技術力と販売力を有するユニバーサルエンターテインメントが、それぞれの強みを活かして両社の収益力の最大化を図るのことが狙い。
具体的には、ユニバーサルエンターテインメントは、カプコンに対してパチスロのコンテンツ開発を委託し、コンテンツ開発機材の貸与など、開発支援を行い、カプコンは、パチスロのコンテンツ開発、筐体開発、製造を行うこと等としている。
「PlayStation」は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。