ニューギンは8月7日、Webによる生配信イベント「花慶の日2020-夏の陣-ONLINE」を開催した。同社ではパチンコ看板機種「花の慶次」シリーズにちなんで8月7日を「花慶の日」と命名し、毎年夏にイベントを行っており、今年で12回目。
例年はファン参加型で行われる催しだが、今年は新型コロナウイルスの影響によりリアル会場でのライブ開催が難しくなったことから、演者、スタッフの新型コロナ対策を万全に施したうえで、花慶イベント初となるWebによる開催形式を採用。YouTube、Twitter、LINE、Facebookを駆使して花慶ファンとの交流を図った。
オープニングで、「花の慶次」シリーズの楽曲でおなじみの角田信朗さんは「新型コロナにより、当たり前のことが当たり前ではなくなり、不安な毎日を送っている皆さんが多いと思います。しかし、慶次の生きざまを考えると我々も立ち止まってはいられない。『花慶の日』初となるオンライン開催を我々と一緒に楽しんでほしい」と挨拶。角田さん同様、同機挿入歌を担当する大西洋平さん、落語家の林家木りんさんや立川かしめさん、人気ライターの青山りょうさんに加えて、「花の慶次」の豪華声優陣らも登場し、角田さん、大西さんによる「花の慶次LIVE」、大喜利、トークショーなど、さまざまな企画で視聴者を楽しませた。
「花慶LIVE」では、角田さんが「傾奇者恋歌」「漢花」などの楽曲、大西さんが「虎の咆哮」などの楽曲をシャウトしたほか、二人のデュエット曲である「CR花の慶次」10周年記念ソング「宴-祝魂歌」を熱唱。さらに、事前に応募者5,262人の中から抽選で選ばれた100人のファンに自撮り動画を投稿してもらい、角田さんや大西さんの熱唱中に大スクリーンに映し出す“ビヨンドLIVE的パフォーマンス”でイベントを盛り上げた。
「花の慶次」に絡めたお題の寄席を披露する「花慶笑喜利」では大西さん、青山さん、木りんさん、かしめさんに加えて、二代目・林家木久蔵さんも司会進行役で登場。「青山りょうとかけて『慶次』ととく。その心は『花(華)があるでしょう』」(青山さん)などの軽妙なしゃべりで視聴者を引きつけた。今年は原作の漫画「花の慶次-曇のかなたに-」が「週刊少年ジャンプ」の連載開始30周年に当たることから、漫画評論家たちが原作の魅力を語り合う「激論!かぶき会議」も行われた。
そのほか、同社では全国のニューギンファンにアンバサダーとして登録してもらい、アンバサダーが同社企画のイベントやパチンコ・パチスロの楽しさをSNSを通して拡散する「ニューギン アンバサダープログラム」を今回のイベントからスタート。この日はアンバサダーに応募した一般ファンの中から4人を公式レポーターとして生配信の現場に招待し、舞台裏をTwitterで拡散してもらうなどした。
YouTubeの同時視聴者は最大1,558人。総視聴回数は約2万人と数多くのファンに楽しまれ、初のオンライン開催となった「花慶の日」イベントは幕を閉じた。