【特別レポート】
グローリーの歴史と未来が交差する場所

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兵庫県姫路市に本社を構えるグローリーの予約制のショールーム「GLORY NEXT GALLERY」は、創業から現在までの技術と製品の進化を体感できる展示空間だ。国内外の金融や遊技業界などで評価される製品と未来を見据えたソリューションが一堂に会し、法人向けに同社の技術力や全体像を分かりやすく紹介している。

100年を超える歴史と技術の進化

ホール業界において、ICカードシステムや会員管理、出玉情報提供といったトータルソリューションを展開するグローリーナスカの存在は周知の通りだろう。同社のバックボーンであり、グループの中核を担うのがグローリーだ。

同社の歩みは、今から100年以上前の1918年の創業に遡る。1950年には国産初となる硬貨計数機を開発し、以降は通貨処理機のパイオニアとして日本の発展を陰から支え続けてきた。

現在では高度な硬貨・紙幣の識別・処理技術を武器に、世界100ヵ国以上で同社製品が活躍している。単なるメーカーの枠を超え、開発から製造、保守、課題解決の提案までを網羅する強固な体制を構築。この圧倒的な総合力こそが、ホール業界へ提供される高精度なシステムの基盤となっている。

また同社が、ホール業界へ深く関わり始めたのは1967年。ホール業界からの要請を受け、パチンコ玉貸機『GPM-1』を開発した。人手不足や人件費高騰という課題の打開に貢献。玉貸機の需要は年々高まり1973年には、紙幣対応の玉貸機『EP-1』を発表、1978年にはグローリーナスカの前身となるGAMを創業した。以降はICカードシステムや会員管理など、質の高い製品群を次々と展開し、今日に至るまで確かな技術力でホール経営をサポートし続けている。

歴史と未来が交差する「NEXT GALLERY」

創業100周年事業の一環として2018年に開設された「GLORY NEXT GALLERY」は、同社の歴史と最新技術を紹介する展示空間だ。来場者が直感的に理解できるよう、実機展示や映像を駆使した構成が特徴である。

グローリーの強みは、100年を超える歴史の中で培ってきた認識・識別技術と、現場運用を知り尽くしたシステム設計力にある。

創業時から磨き上げられてきた技術が、どのように社会やホールの現場を支えてきたのか。その進化の過程を肌で感じられる貴重な空間に仕上げられており、ホール関係者にもぜひ、足を運んでもらいたい。

■海外向け製品

1990年代頃から、小型紙幣入金機や循環式紙幣入出金機などで海外市場へも参入を果たした。その後、業界最速の入金計数スピードや最多の取り扱い紙幣数といった強みを確立。現在では、100ヵ国以上の金融市場や小売業全般の市場で同社製品が幅広く活躍している。

■歴代の製品

1950年に国産第1号となる「硬貨計数機」(左上)を完成させた。これが同社における高度な通貨処理技術の原点であり、その後も自動販売機や硬貨両替機、紙幣計算機といった各分野で国産初の製品を開発。時代のニーズに合わせて、自社製品の幅を着実に広げていくこととなった。

 

■次代を見据えた製品

直近では人手不足などの社会問題に対応したソリューションへ注力。衆議院選挙において投票用紙分類機が活躍し開票時間の短縮に大きく貢献。また、長年培ってきた識別技術のノウハウを生かし顔認証システムの商品開発なども手掛けている。

 

■注目製品

 

2014年に発売されたオープン出納システム。進化した新機能で自動化と厳正な管理を両立し、担当者や管理者の業務負担を劇的に削減。グローリーナスカ本社ショールームでも最新モデルの「WAVE Pro」を展示中だ。

 

 

 

 

 

●ACCESS
グローリー株式会社 本社/GLORY NEXT GALLERY
【住所】兵庫県姫路市下手野1-3-1
【電車】JR姫新線播磨高岡駅より徒歩約10分
【案内ページ】https://www.glory.co.jp/company/showroom/

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