【3/3更新】パチンコ・パチスロ新台スケジュール

先月からスマスロBT（ボーナストリガー）機の適合が続いているようですが、つい、先日、遊技機メーカー組合の日工組・日電協から詳細の説明がありました。今後登場するBT機は大きく5種類に分類され、全く新しいゲーム性のスマスロが楽しめる、と期待も大きい模様です。今年6月上旬頃から一斉に市場投入となるようなので楽しみですね。

さて3月の新台パチンコは、SANKYOの『eダンまち2』や、京楽産業.のライトミドルスペック機『P俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』、三洋物産のLT＋甘デジである『P大海物語5ブラックLT99』等、人気機種が多数、納品予定です。また3月中旬納品予定のサミー『e北斗無双5』をきっかけに、今後各メーカーから「デカへそ機」が順次納品されるようなので、今後の動向から目が離せませんよ。

パチスロは、エンターライズの『Lバイオハザード5』を始め、カルミナの『Lシスタークエスト』、京楽グループの『L仮面ライダー電王』、サミーグループの『回胴黙示録カイジ狂宴』と、パチンコ同様、注目機種が多数登場予定です。特に『Lバイオハザード5』は売れ行き好調ですし、年度末の季節ではありますが、是非、お店も頑張ってもいらいたいところです。

その後のパチンコは、サンセイR&Dの『e牙狼神速神撃3000LT』、京楽産業.の『eシン・ウルトラマン』、ジェイビーの『e東京喰種』等、注目機種が多数登場する予定。パチスロはニューギンの『Lゴジラ』、ミズホの『マギアレコード』、大都技研の『Ｌ吉宗』、平和の『Ｌ麻雀物語』等、人気シリーズ機が多数登場します。

パチンコもパチスロもＧＷ商戦用の機種ではあるものの、今後6月にはスマスロBT機が、7月にはスマパチ「ＬＴ3.0」仕様の新機種が多数登場することが判明しているだけに、ややお店も購入について慎重姿勢なようです。ここは少し気になりますが、今後の動向から目が離せません。

次に今後の業界展望ですが、前述の通り「6月にスマスロBT機、7月にはスマパチ“ＬＴ3.0”仕様の新機種が登場」というスケジュールはほぼ決定しています。ここで気になる点は「スマート遊技機の為のユニット購入」への投資です。

現在、スマスロは約48%、パチンコは約11%の普及率であり、これから新台のシェアは増えるものの、ユニット1本25万から30万の高額投資を、入替と同時に進められるか？が課題で、ユニット投資は遊技機のように「即、利益回収」出来る投資ではないです。

遊技機1台60万近くの投資を、ホールは今後も導入・運用・撤去を繰り返し運営するわけですが、集客の為に「薄利営業競争」にもなっている現在、事業収支をどう考えるか等、今年は大きな経営判断を行うタイミングでもあるわけです。

今年、積極的に「スマート遊技機」導入を目論むホールか？様子見をするホールか？によっても出玉戦略は大きく変わるはずなので、是非、お店選びに「スマート遊技機対応ユニットの数」も一つ覚えておいて欲しいものであります。

現在、メーカーもホールも大変苦しい状況なので、2025年は投資を抑え、慎重に進め「比較的ゆっくり」と、BT機・ＬＴ3.0機が導入されることが予想出来ます。一方、出玉還元は特定日等の「イベント日」に集中するのも確実で、それ以外の日は、大半が回収日となるはずです。「ホーム」のホールの動きや情報を入手し、クールに立ち回って欲しいと思いますね。

文＝とあるホールの管理人