フォトセッションに応じる秋田社長。
エース電研は3月17日、新時代の単体島システム『Isoletta（イゾレッタ）』および単体補給ユニット『SCMR16』についての記者説明会を開催した。
このうち、単体島システム『Isoletta（イゾレッタ）』の大きな特長は、従来の島では難しかったレイアウトのフレキシブル性が実現されている点だ。設置タイプは、レール固定式またはアンカー固定式の2種類。レール固定式は、簡単に台間幅の調整や遊技機の増減ができ、アンカー固定式は、レイアウトの自由度が拡がるメリットを有している。
耐久性は、耐震試験をクリアした設計により十分な強度を保持。地震災害時の安全性、店舗間移動等での島脱着を想定した耐久性など、同社が長年培った島システムのノウハウが凝縮されている。さらに、島が一度不要となった場合でも、倉庫に保管した後に再利用できるなど、環境に配慮されている点も特長の一つだ。
一方の単体補給ユニット『SCMR16』は、交換まで約1年という独自の長寿命布で玉を磨き、1分間に約1,000個の揚上能力を発揮。イゾレッタと組み合わせることで、既存機とスマート遊技機が共存する島システムを構成することが可能だ。また、パチンコ、パチスロの相互変更も、枠内の部材を移動させるだけで出来る。
挨拶した秋田光勇社長は、「弊社もこれからの新時代に対応すべく、スマート遊技機の登場を見据えて、今回発表するイゾレッタの開発を進めてきた。コンセプトは変幻自在、そして資産価値があり、従来島に勝る耐久性など、長年ユーザー様の満足を常に考え作り上げた自信作」と新製品をピーアールした。
同社では、今後PS変換や様々な環境に対応できる島のニーズが上昇することを見込み、初年度は、増台や一部島の入替えをメインに3,000台程度、以降年間1万台以上の導入を目指すとしている。
