新潟県遊協はこのほど、新潟共同募金会を通じ、県内2ヵ所の障がい者施設に福祉車両の購入費として300万円を寄付した。同組合による障がい者支援施設を対象にした助成交付は今回で11回目。12月19日には、新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザで新潟県共同募金会が主催する車両助成交付式が行われ、出席したそれぞれの施設代表者に目録が贈呈された。
交付式に出席した新潟県遊協の佐藤孔一理事長は、「私達の組合は社会貢献活動に寄与することがとても大切であると考え、地域社会に少しでもお役に立てればと思い、共同募金会様を通じて福祉車両を送らせて頂いた。毎回、喜んで頂ける姿を拝見できることは大変嬉しく、これまで続けてきた社会福祉車両の贈呈が地域の皆様のお役に立てて本当に良かったと思っている。これからも社会貢献活動に寄与し、地域社会に貢献していきたい。どうか車両を末永くご愛用して頂ければ」と呼びかけた。
今回、車両購入費を贈呈されたのは、県下の特定非営利活動法人青りんごの会（サポートセンター青りんご）と、社会福祉法人すこやか福祉会（障害者支援施設かたくりの里）の2施設。交付式では、各代表者がそれぞれ目録とゴールデンキーを受け取った。
なお、新潟県遊協では社会貢献活動の一環として昭和53年に福祉施設への寄贈・寄付事業をスタート。平成14年から共同募金会を通じて車両購入補助金として寄付活動を実施している。平成24年からは、より財政基盤が脆弱な障がい者支援施設を対象に高額車両の助成交付を続けており、累計額は今回の分を含め約1億7,700万円に達している。
