パチンコメーカー「高尾」が民事再生手続き申請

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高尾は5月30日、東京地方裁判所に対し、民事再生手続開始の申立を行い、同日、保全処分命令の発令を受けた。今後、同社では事業再建に向け注力を続けるとともに、同社への支援を表明したオーイズミと、支援策の具体的な検討を進めていく。

同社は1950年(昭和25年)、内ケ島正一氏が同社の前身となる「高尾製作所」を創業。以降、パチンコ機の企画、開発製造、販売を続けてきた。

しかし2018年(平成30年)、同社販売製品に問題があり、売上が急減するとともに損益が悪化し、2019年(令和元年)12月期には多額の営業損失を計上した。加えて、2020年(令和2年)以降のコロナ禍がパチンコ業界に大きな影響を与え、同社の売上はさらに減少。厳しい資金繰りが続いていた。

その後も事業の自力再建を目標に展開していたが、業績は好転せず、今回の判断に至った。

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