ダイナムはこのたび、厚生労働省の残業時間公表義務化に先駆け、月当たりの平均残業時間を公表。それによると、平成28年度の同社の全従業員(約9,090人)の平均残業時間は4.8時間となった。厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、同年度の事業所規模5人以上の全産業の平均残業時間は10.8時間となっている。
厚生労働省は2020年を目処に大企業に対し従業員の残業時間公表を義務付ける方針で、ダイナムでは2017年6月(来期は4月)から月当たりの平均残業時間を年1回開示することとした。
同社では、「労働環境向上に向けた労使共同宣言」を掲げ、過度な長時間労働の防止などに努めており、さらなる残業時間の削減と、一層の労働環境向上に努めていきたいとしている。