グローリー第2四半期、遊技市場は減収減益

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 グローリーは11月4日、平成24年3月期第2四半期(平成23年4月1日〜9月30日)決算短信(連結)を発表。遊技市場では、パチスロ人気の回復基調を受け、台間メダル貸し機の販売が好調だったものの、主要製品であるカードシステム等の販売は、競合他社との競争激化などから減少。セグメントの売上高は104億5300万円(前年同期比14.1%減)、営業利益は1億2900万円(同75.5%減)となっている。

 同社グループでは、『2011中期経営計画』の最終年度として、「世界的視野でビジネスチャンスを捉え、新たな成長ステージへ飛躍する!」という中期経営基本方針の下、新製品の積極的開発と市場投入による需要喚起、海外生産・調達の拡大によるコストダウン、子会社再編による経営の効率化など、国内外において積極的な施策を展開したとしている。

 この結果、グループ全体の第2四半期連結累計期間の売上高は672億5500万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は41億7200万円(同18.3%減)、経常利益は43億9100万円(同20.4%減)、四半期純利益は22億2800万円(同24.1%減)で推移している。

 なお、通期業績予想に変更はない。平成24年3月期の通期業績予想は次の通り。
売上高1450億円(前年比4.3%増)
営業利益110億円(同6.5%増)
経常利益110億円(同0.3%減)
当期純利益65億円(同4.3%増)

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