遊技機(パチンコ・パチスロ機)を中心にグラフィックス・チップを提供しているアクセルは7月26日、2011年3月期第1四半期決算短信(非連結)を発表。遊技機向けのグラフィックス・チップの販売が大幅に落ち込み、売上高が前年同期比で55.7%ダウン、17億3800万円で推移していることを明らかにした。
当期中の遊技機向けグラフィックス・チップの販売実績は、前年同期比41万個減の29万個。通期目標の245万個に対して11.8%にとどまっている。
一方、利益面では、売上減が響き、売上総利益(粗利)が前年同期比60.1%減の9億3700万円に低下。また研究開発費が前年同期比で35.6%増加したことや、販売費及び一般管理費全体で31.4%増加したことなどが加わり、本業の儲けを示す営業利益も92.7%減となる1億2500万円で推移している。経常利益は1億3000万円(同92.5%減)、四半期純利益は7900万円(同92.5%減)となっている。