『CRAビッグシューター』シリーズは同社の歴代ヒットタイトルの中でも、とくに知名度の高い羽根モノのリメイク版。1986年にリリースされた初代から数えて今回は3回目の大型リメイクとなったが、今回は新規則に対応する形で大当たりの発生契機となるV入賞口と大当たり消化時の大入賞口を分離、V入賞後の大入賞口を盤面下部のアタッカーに移行したことで、ノーパンクでスピーディーな大当たりの消化を目指している。
シリーズ機は全3機種。1回開放のメインチャッカーをセンターに1個、2回開放のチャッカーを左右に配した『CRAビッグシューター』と、1回開放のメインチャッカーを左右に2つ配し、センターチャッカーが3回開放の『CRAビッグシューターV』および現金機仕様の『AビッグシューターV』で、この2機種については同一スペックとなっている。
『CRAビッグシューター』のスペックは役物確率(羽根に拾われた玉のうちV入賞口に入る確率)1/11.2、V入賞時の初回込みのラウンド数と振分け率は、5R:8R:16R=4:3:3。出玉は260個(5R)、490個(8R)、1070個(16R)という内容。『CRAビッグシューターV』および『AビッグシューターV』は5Rの出玉が270個である点以外、『CRAビッグシューター』と共通だ。納品は2月18日から。
一方、『TIMという名のパチスロ機』(HEIWA BROSブランド)は人気お笑い芸人のTIMの2人をキャラクターに迎えたコメディーを軸にストーリー(液晶演出)を構成しているのが特長の新機種で、お約束の “人文字”の持ちネタも液晶上で炸裂する。
ゲーム性でとくに目立つポイントはボーナス消化後の50ゲームのチャンスゾーン。これはリプレイタイム(RT)の発動契機となっているレアリプレイの確率がアップしている区間で、この間にレアリプレイを引けば100GのRTに突入。RT中は1Gあたり0.5枚の純増だ。
ボーナスはRT突入率が66%の赤7ビッグボーナス(BB)と同33%の黄7BB(純増枚数は288枚で共通)、純増枚数が180枚でRT突入率が11%のレギュラーボーナス(RB)の全3種類。またボーナスの同時抽選ではチェリーと1枚小役が対象図柄になっており、チェリーのボーナス当選期待値は55%、1枚小役の期待値は15.2〜19.2%となっている。ボーナス確率は合成で1/246.38(設定1)〜1/196.80(設定6)だ。納品は2月12日から。