(株)エンタテインメントビジネス総合研究所(藤田宏社長)は四半期ごとの業況判断指数DI値の最新版(6月〜9月)をこのほど発表した。
それによると全般的概況は「良い」が前回(3月〜6月)より4.3ポイント減って12.1%。「悪い」が8.5ポイント増の30.3%で、DI指数は前回比マイナス5.5のマイナス18.2となっている。また次回12月時点での見通しでは3.0ポイント改善されたとはいえ依然としてマイナス15.2%と2桁台のマイナス圏が予測されており、先行きへの悲観ムードが漂っていることが分かった。今回のマイナス18.2は、過去1年間で昨年12月のマイナス29.2、同年9月のマイナス20.5に継ぐ3番目に低い水準。
数値は日遊協会員パーラーなど111社の協力を得て実施したアンケート調査をもとに、業況が「良い」との回答から「悪い」との回答を差し引いた数を指数化(DI)にしたもので、今回が18回目。(詳細は11月15日発行のグリーンべると11月号に掲載)