現代の店舗運営において、サービス提供の形態は大きな転換期を迎えている。その代表例のひとつが「セルフ交換システム」だ。今回は、コロナ禍を大きな契機として、広く導入が進んだ同システムに関する調査を行った。
まず、セルフ交換とスタッフ交換、どちらの交換方式が良いかを問うと、「セルフ交換」を希望する層が43.5%に達し、「スタッフによる交換」の34.8%を上回る結果となった。この結果は、ユーザーが対面サービスよりも、効率性や利便性を重視し始めている現状を如実に物語っている。

セルフ交換を支持する具体的な理由を具体的に深堀りすると、最も多い回答は「カウンターに並ぶのが面倒だから」の38.1%であり、次いで「自分で交換した方が早いから」の33.3%と続く。合わせると、セルフ派の7割以上のユーザーが「待ち時間の解消」と「時間短縮」を最大のメリットと感じていることが分かる。現代のタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する傾向が、交換業務にも浸透しているといえる。
また、「自分の好きな分だけ交換できる」も19.0%の回答があった。スタッフとのやり取りを介さず、自分のペースで交換したいというニーズも読み取れる。

一方で、約3割強の層が依然としてスタッフによる交換対応を求めている点も無視できない。今後の店舗戦略としては、効率を求める層にはスムーズなセルフ交換システムを提供しつつ、対人サービスを求める層への配慮も維持するような、ユーザーの選択肢を広げるハイブリッドな体制構築が、満足度を最大化する鍵となる。
調査企業:ブーミングネット株式会社
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