社員総会後に行われた記念講演の様子。
一般社団法人ぱちんこ広告協議会（東京都品川区、大島克俊理事長）はこのほど、昨年12月17日に都内で開催した第2回社員総会および記念講演の開催を報告した。
議案審議に先立ちあいさつに冒頭で登壇した大島理事長は、「ぱちんこ広告協議会は、早いもので3期目を迎えることができた。設立以来の2年間は予想を超える変化が訪れ、広告協議会の活動をさらにスピードアップさせていく必要に迫られていると感じている。今日はこれまでの2年間を振り返り、設立の理念、ビジョンを再認識したうえで、改めて会員のみなさまと共通認識を持つ機会とし、今後の業界とみなさまの発展につながる場にしたい」と述べた。
総会に上程された議案はすべて原案通り可決承認され、任期満了に伴う役員改選では大島理事長が再選を果たした。
総会終了後に行われた記念講演では、第1部で三重県遊技業協同組合の佐波豐専務理事が登壇し、「三重県内における広告規制の軌跡」と題し講話。続く第2部では、フィリップ・モリス・ジャパン合同会社Corporate Engagement Executiveの佐野秀生氏が「喫煙を取り巻く環境の変化」について講話。その後の3部では、同社IQOS Development Executiveの中村陽介氏による「Smoke Freeへ向けた取り組みについて」の講演が行われた。
なお、記念講演の最後には大島理事長より「3期は『パチンコ業界の活性化』をビジョンに掲げ、会員企業が安心して活動できる環境づくりを目的とした。目的達成に必要な4つの力「交渉力、影響力、企画力、団結力」を強化するために委員会制度を解消し、8つのプロジェクトを立ち上げる。それぞれに担当理事を配し、プロジェクトの速やかな実現化を図っていきたい」と広告協議会の第3期の活動方針が報告された。
