認証協、管理遊技機対応のユニット準備を強調

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総会及び臨時理事会で承認された16期の執行部役員。

 一般社団法人電子認証システム協議会(吉村泰彦代表理事)は9月19日、都内で第15期定時社員総会を開催した。

 吉村代表理事は挨拶の中で、新規則で実現が可能となったいわゆる管理遊技機に触れ、

 「(管理遊技機は)ギャンブル等依存対策に資するものであることから、遊技台からの様々な情報をサンドで受け、それらの情報を指定センターに渡すことが前提で、管理遊技機にはサンドが必要となる。そうした中で、我々としては今後、日工組、日電協からの仕様詳細が確定されれば、開発対応を行う環境及び体制の準備が整う段階まできている」と、管理遊技機の受け入れ態勢が整っていることを強調した。

 また、今後のユニットについては、認証協加盟社員による共同製造、共同販売の仕組みを検討していると表明。さらに、「依存対策の観点から、サンドに金額、時間を設定することでアラームがなるような機能も考えている。安心パチンコ・パチスロアドバイザーが店内を巡回する中で、アラームがついていれば声をかけやすいのではないか」と、ユニットによる依存対策に意欲を示した。

 総会及び臨時理事会で承認した16期執行部役員は以下の通り。
代表理事:吉村 泰彦(JCMシステムズ)
副代表理事:中原 大輔(サン電子)/新任
副代表理事:川上 豊(ハイライツ・エンタテインメント)/重任
専務理事:越野 友春(常勤)/重任
理事:木原 海龍(大都販売)/重任
理事:長谷川 慶(名古屋精工)
理事:藤原 国明(ジェッター)/重任
監事:阿部 恭久(全日本遊技事業協同組合連合会)/重任
監事:山本 毅司(北電子)

 なお、酒井昌弥前副代表理事(サン電子)は中原大輔理事交代につき退任となった。

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