総会にあたり挨拶した庄司孝輝会長は、ギャンブル等依存症対策基本法案やIR実施法案、受動喫煙防止法案など、業界に影響を及ぼす諸問題に触れた上で、
「今年は、新しい規則の遊技機の登場をきっかけに、減少するファンを増やす活動を業界一丸として取組むかが重要になってくる。メーカーには低射幸性でバラエティに富んだ、遊べる新しい遊技機に期待している。ちょいパチについても、規則改正の影響が落ち着いてくれば、再びいろいろな機種の登場が予想される。より多くのカテゴリーが登場することで、ファン層の広がりがはかれるとすれば、ホール、業界にとっても喜ばしい」などと述べ、各団体との連携を綿密に図っていく意向を示した。
議案審議では、任期満了に伴う役員改選で庄司孝輝会長を再選した。4期目を迎える庄司会長は、「非常に厳しい、また大切な時期になる。微力ながら頑張っていきたい」と決意を述べた。
その他、第7回遊技機アワードの表彰式を行った。遊技機アワードは2017年に導入された機種で、幅広く遊技客から支持を得たと思われる機種を選考するもの。最優秀賞、特別賞、超パチ賞、デザイン部門、稼働貢献部門、販売台数部門ごとに表彰し、最優秀賞にはパチンコの『CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア』(SANKYO)とパチスロの『押忍!番長3/A5』(大都技研)が選ばれた。
また、警察庁生活安全局保安課の山田好孝課長が行政講話を行い、「ぱちんこへの依存防止対策」をはじめ、8点について要請した。