パチンコ・チェーンストア協会は5月20日、都内で定時社員総会を開催した。
金本朝樹代表理事は冒頭の挨拶で、検定機と性能の異なる可能性のある遊技機の回収・撤去など業界が直面する課題に触れつつ、「業界団体の代表が皆、一致団結という言葉を使っている。ホールとメーカーが一致団結しないと現状を打破できないと痛感しているのだと思う。まさにその通りで、一致団結して現状を乗り越えなければならない」と強調。また、「現在の環境は厳しいが、業界にとっていい方向に向かうのではないかと感じている。業界の将来のために大衆娯楽に回帰する。業界が変わらなければならない」などと話した。
引き続き行われた議案審議では全ての議案を可決・承認。期間満了に伴う役員改選では金本代表理事を再任した。
また、当日はPCSAが主催する「第11回PCSA学生懸賞アイディア・エッセイ」受賞作品の表彰式が行われ、最優秀賞に選ばれた「若者を呼ぶ0円パチンコ」(近畿大学・清水さん)など計4作品を表彰。
同じく同日に行われた第56回経営勉強会では、パチンコ・パチスロのそれぞれについてメーカーから講師を招き、遊技機メーカーの戦略について話を聞いた。