冒頭挨拶に立った富山一郎取締役専務執行役員は、「2016年は業界の抱える様々な問題を一つひとつ正しく解決していかなければならない。高射幸性、遊技くぎ問題と業界内の問題が一般紙やテレビ等で報道されるという事態になり、パチンコを知らない一般の方々にも問題のある業界なのだと思われている。さらに、今パチンコを遊技されているファンも不安に思っている。不安を持ちながら遊技する娯楽なんてない」と提起。その上で新機種の『フィーバー機動戦士ガンダム-LAST SHOOTING-』について、お客様に安全で安心に楽しんでもらえる機械で、業界の未来を見据えて開発したと自信を見せた。
続いて同機の市場提案シミュレーションにより、同機最大の特長である「ヘソ5個賞球(ANSHIN5)」がユーザー・ホール双方に与えるメリットを説明。従来までのヘソ5個賞球に対してのイメージを一新し、大衆娯楽回帰への起爆剤として2016年必ず主流になると力説した。
スペックは大当たり確率1/319.7(高確率時1/56.9)のV-ST機。ST「G-RUSH」突入率はヘソ51%、電チュー100%でST非突入の場合は時短が100回付与される。賞球数は5&1&3&13。「G-RUSH」は100回転、継続率はシリーズ最高の約83%でとなっており、ヘソ5個賞球(ANSHIN5)と相まって「長く遊べて、多くの連荘を体感できる」スペックだ。
演出面では主人公であるアムロとシャアの間で翻弄されるニュータイプの女性「ララァ」と彼女の乗機である「エルメス」にスポットを当てた。筐体はエルメスの機体をイメージした新色「エルメスカラー枠」を採用した他、突入すると激アツ演出である「ララァZONE」をはじめとする、ララァとエルメスが主役のゲーム性が至るところに搭載されている。
「G-RUSH」は前作の2ステージ構成から全7ステージにスケールアップ。本機のために描かれたシャア目線のラストシューティング演出、アニメには登場しなかった幻のモビルスーツとのバトルが繰り広げられるモードも搭載されている。ST中の大当たりは16Rと6Rで比率はそれぞれ50%。16Rで1651個、6Rで611個の出玉を獲得できる(いずれも払出値)。
ファーストガンダムの世界観を余すところなく再現したシリーズ集大成にふさわしい同機は3月21日納品開始予定だ。
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