中村昌勇会長は挨拶で、「安全で安心して利用してもらえる中古遊技機を提供していくため、取扱主任者のスキル向上や、確実な点検確認作業の実施に向けた講習内容の充実啓蒙など様々な取り組みを全国的に行っているが、遊技機の適正廃棄処理においては、いまだにルールを守られていない状態が報告されている。
適正な廃棄台処理と徹底した遊技機の流通管理に一丸となって取り組み、不正行為に関与した者は遊技業界から永久に追放するという強い意志で取り組んでいかなければ、中古機流通制度だけでなく、パチンコ産業そのものがなくなりかねない」と危機感を持ち業務にあたるよう強調。
「中古機流通制度を次の世代に継承していくためにルールを守り、与えられた責務を迅速、正確にこなすプロフェッショナルとして全国の仲間が一致団結して取り組んでいかなければならない」と訴えた。
なお、平成25年度の中古遊技機に対する確認証紙の発行枚数は中古が59万7,198件、108万5,937台、認定が2万2,305件、6万8,301台。台数ベースで見ると中古は前年度比91%と1割弱の減少、認定は同38%で大きく減少した。
なお、平成26年度の事業計画では確認証紙の発行枚数を104万1,000枚と見込んでいる。