沖縄県は8月25日、カジノ導入を検討する「カジノ・エンターテイメント検討委員会」を発足。県庁で第1回会合を開いた。県が主体となってカジノ導入の課題などを議論するのは初めて。沖縄タイムスが報じた。
委員は経済界、観光業界、有識者、市町村団体の代表者ら14人で構成。委員長には名桜大学の小濱哲教授が就いた。委員会では、海外のカジノの現状や国内のカジノ法制化に向けた動向を踏まえ、沖縄にカジノ導入した際の経済効果や社会的問題などについて、専門家の意見を交えて議論を深めるという。また年内に会合を計5回開き、議論の内容を報告書としてまとめる方針。
なお同紙の取材に県は「委員会の設置はカジノ導入の可否を採決する場ではない」とコメントしている。