警察庁は先ごろ「平成14年における風俗警察の現状について」を同庁のホームページ上で発表。この中で昨年12月末時点のパチンコ市場に関する調査結果として、店舗数の減少を報告した。
それによると、昨年12月末時点の全国のパーラー軒数は、前年比297軒(1.8%)減の1万6504軒。うち回胴式遊技機やアレンジボール遊技機との併設を含むぱちんこ遊技機設置店は、同436軒(2.8%)減の1万5255軒、回胴式遊技機設置店(パチスロ専門店)は、同139軒(12.5%)増の1249軒という結果になっている。
一方、同時点における遊技機種別の設置台数は、パチンコ機で前年比6万9150台(2.1%)減の325万2241台、パチスロ機は同14万6890台(10.1%)増の160万6123台、アレンジボールは同67台(1.2%)増の5698台で、全体では同7万7807台(1.6%)増の486万4062台となっており、店舗の減少と設置台数の増加が同時に進行する“ねじれ現象”が依然、継続していることが明らかになっている。詳細は5月15日発売の『月刊グリーンべると』で掲載。