遊技金額ますます上昇、世論調査で鮮明に

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 日工組の委託を受けて昨年10月に(財)社会安全研究財団が実施したパチンコに関する世論・有識者調査の結果報告が4月21日、東京・日本橋にある日工組会議室で行われた。

 これは5年前に日遊協が行った調査以来のもので、過去1年間におけるパチンコ・パチスロ参加実態をアンケート形式でまとめたもの。前回調査と比較できる点がポイントだ。調査対象は一般3000人、有識者1000人の計4000人。回収率は一般で73.9%、有識者で44.3%。

 調査結果でとくに目を引いたのは、「2?3ヵ月に1回」や「半年に1回」「年に1回」のライトユーザーがパチンコ、パチスロともに前回調査時よりポイントを下げている点で、パチンコが前回比マイナス10.6ポイント減の39.7%、パチスロがマイナス4.8ポイントの45.8%という結果が出ている。なお、この設問については一般のみを対象にしている。

 また1回あたりの遊技金額でもパチンコ、パチスロともに増額しており、パチンコの平均では前回比1700円増の1万1500円、パチスロでは同6000円増の1万3100円に2倍ちかく跳ね上がっている。

 1回あたりの適正遊技金額については一般平均で5500円、有識者平均で6600円という結果も出ている。(詳細は『月刊グリーンべると』5月号に掲載予定)

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