日遊協(深谷友尋会長)では7月22日、定例理事会を開き、先の日遊協通常総会で採択した「不正廃絶宣言」を受けて今後の不正排除活動の具体策等を協議した。理事会後の記者会見で報告した。
深谷会長は、今後の不正排除の取り組みについて、ホールの立ち入りが一番の主眼になることを示した上で、
「ホールの営業中に検査できることが健全化につながると思う。経営者にも安心して検査を受けてもらえるシステムを構築することが大切だ。そのためにはメーカーの協力も必要だが、メーカーが直接検査するとなると、ホールとは取引関係にある。そこで俎上にあがっているのが、全国的な環境浄化協会のような組織を利用することが望ましいのではないかという意見も出ている」などと、現段階での進捗状況を報告した。その他、遊技機のイン、アウト、オンを検証するシステムを構築し、機械の出方を検査することで不正の有無を判断できるようなシステムができないか、などの意見が出ていることも伝えた。