アルゼが『メタルスラッグ』の製造販売差止仮処分申し立て

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 アルゼ(株)(岡田和生社長)は2月6日、同社が所有する特許「第3056742」(発明名称「遊技機」)を侵害したとして、(株)SNKプレイモア製のパチスロ機『メタルスラッグ』の製造販売差止仮処分を東京地方裁判所に申し立てた。

 アルゼのホームページによると、同特許は「内部抽選によって決定された入賞態様が遊技の進行に従い、入賞態様に対応して報知することを内容とするもの」。『メタルスラッグ』はSNK社の業界参入第1弾として先月1月に発表されたばかりだった。

 これに対しSNK社の外山公一社長は翌7日、同社のホームページで「特許侵害はしていない」と反論。当該機の導入パーラーなど取引先に一切迷惑が及ばないよう最善の努力をしていくと述べるとともに、粛々と法的対応を検討していくとのコメントを発表している。

 1月15日、大阪地裁はSNK社がアルゼを相手に提訴していた商標権・著作権侵害でSNK側の主張を全面的に支持する中間判決を下していたが、アルゼ側は「明白な事実誤認だ」として終局判決後、直ちに控訴する考えを伝えていた。本訴訟の損害賠償請求額は5件総額で56億4240万円。

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