マ−スから玉箱運搬の手間を省く新製品

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 周辺機器大手メーカーのマ−スエンジニアリング(松波明宏社長)は8月31日、都内ホテルにおいて、新製品発表展示会&セミナー『2005年マ−ストータルクオリティフェア』を開催した。

 展示会では、今回の「質への転換」というテーマに即し、参考出品としながらも、スタッフの玉箱運搬の手間を省く『パーソナルPCシステム』を発表した。同製品は、各台毎に内蔵された玉計数機に玉を流し込むことでファンが着席したまま計数できるというもの。一連の操作は『有機ELタッチパネルディスプレイ』によってナビゲーションされる。

 同社担当者はこのシステムについて、「スタッフの玉箱運搬の作業を軽減することにより、業務の効率化、従業員の削減が可能になる。また島の玉数は従来の3分の1程度になるとともに、余分な玉箱が不要になり、島間の通路にゆとりが生まれ、遊技客の通行を妨害しない、安全な体制が確保できる」と説明した。

 その他、搬送不要の4金種入金仕様のICカードが使えるCRユニット『New k1シリーズ』、大型液晶パネルを搭載した会員景品POS『m8800』、セキュリティ面を強化したホールコンピュータ『MAGMA7』、自動販売機専用会員カードリーダー『m3300』などを同時発表、展示した。なお、この展示会は9月6日に大阪市内のヒルトン大阪、9月8日に福岡市内のホテル日航福岡でも開催される。

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