「みなし機の6月撤去はない」、日遊協副会長が断言

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 4月20日の日本遊技関連事業協会近畿支部総会のなかで日遊協の大久保正博副会長は、いわゆる『みなし遊技機』の動向について、「6月末の撤去は現在のところない」と断言した。

 みなし機の撤去時期については、昨年7月の遊技機規則の改正から1年が経過する6月末を目途に撤去しなければいけないとの話がまことしやかに出ていたが、大久保副会長は「行政担当官に確かめたうえでの確実な話」と前置きした上で、「6月末撤去は現在のところ全くない。行政側は(新規則に則した)多様な遊技機が出ているという判断を持っており、パチンコとパチスロを分けてみなし機の撤去時期を設ける考えもあったようだが、現時点ではパチスロ機の新基準機が市場に出てからみなし機を撤去するとのことだ」と述べた。

 また、一部の県の店舗で所轄警察署の担当者からみなし機を外すよう指示が出されたとの噂に対しても「突然、みなし機を撤去しなさいという事はないそうだ。一定の猶予期間を設けて撤去となる」と明言した。

 ただ大久保副会長は、みなし機はあくまでも検定期間もしくは認定期間の切れたままパーラーで使用されている遊技機だと強調し、「もともと適合とはいいがたい状態で使われている遊技機だ。大量に設置している店舗は徐々に減台していくようお願いしたい」とも述べた。

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