グローリー商事がナスカの筆頭株主に

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 グローリー工業は4月22日、同社子会社のグローリー商事が、丸紅および伊藤忠商事が保有するパチンコ用プリペイドカード会社・ナスカの全株式を取得したと発表した。取得株式数は、丸紅保有の3万3144株(所有割合41.43%)と伊藤忠保有の1万1512株(同14.39%)の計4万4656株(同55.82%)で、これによりグローリー商事はナスカの筆頭株主となった。

 ナスカは、日本レジャーカードシステム、日本ゲームカード、日本アドバンストカードシステム(現日本ゲームカード)に次ぐ4番目のパチンコ用プリペイドカード会社として平成7年12月に設立。平成17年3月末のシステム導入店は1347店で、システムのシェアでは5番目となっている。一方、グローリー商事を含むグローリーグループでは、玉・メダル貸機、両替機などの遊技関連機器の開発、販売のほか、OEM(相手先ブランド)によるカード関連機器の製造・販売を行っていた。

 グローリーグループではナスカ株の取得について「この度の株式取得を機に、パチンコホール向けカード関連機器を直接販売すると同時に、そのノウハウを追求し、ユーザーニーズにマッチした製品をトータルで提案してまいります」とコメントしている。

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