『吉宗』ゴトに「軽微な変更」で対策

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 人気パチスロ機『ヨシムネ』並びに『ヨシムネS』に多発するゴト問題をめぐり全日遊連は3月16日、プラスチック板を用いたゴト防止策を実施する方向で、製造メーカーの大都技研と協議に入っていることを明らかにした。同日開催の理事会終了後の定例記者会見で全日遊連の山田茂則理事長が報告した。

 この両機のゴト対策について全日遊連は当初、パチスロ機メーカー団体の日電協との団体間協議で具体策を詰めたい考えを示していた。その取っかかりとして全日遊連は対策実施に伴う行政手続きに警察庁の理解を求めるための共同陳情を日電協へ打診していたことが分かっているが、1月19日に開かれた役員会でこの打診を拒否する方針を日電協は確認。団体間協議は決裂という事態に陥っていた。共同陳情の内容は、ゴト行為の抜本的排除を目的とした対策部品の取り付けだったことが伝えられている。

 同日示されたプラスチック板を用いた対策は、当初の対策部品にかわる次善の策に位置づけられるもの。「軽微な変更の範囲内」(山田理事長)を想定する対策で、変更届けで済まされるのが特徴だ。

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