大手パーラーのダイナム(東京都/佐藤公平社長)は先ごろ、同社のホームページ上で2007年3月期中間決算(連結)を発表。売上高が前年同期比で8.4%減の5490億1300万円、本業の儲けを示す営業利益が25億3800万円の赤字を計上していたことを報告した。経常利益は28億2900万円の赤字となっている。
同社では昨年10月から11月にかけて全国に290店舗を展開しているチェーンのうち27店舗の休業に踏み切っていたが、今回発表された中間期決算は昨年4月から9月までの業績が対象になっているため、今回の休業の影響は反映されていない。
ただ概要報告の中では今回の休業に触れており、「チェーンストア経営におけるスクラップ&ビルド」に位置づけ、今後も新規出店を継続させるとともに、既存店舗の見直しに着手。下期に計画していた22店舗の出店のうち13店舗については来期以降に先送りする方針も伝えている。