ダイナム中間決算、増収増益を記録 スマートパチスロ機導入が貢献

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ダイナムジャパンホールディングスはこの度、2024年3月期の中間連結決算を発表した。その結果、営業収入は643億7,500万円(前年同期比114.6%)の増収を達成。営業利益は44億円(同113.4%)、中間利益は18億7,400万円(同158.4%)となり、増収増益を記録した。

パチンコ業界は店舗の休業・廃業が継続するなか、昨秋から導入されたスマートパチスロ機の稼働が堅調に推移し、業界全体の回復が鮮明になっている。

同社グループは、スマートパチスロ機の導入後の好調な稼働状況を受け、多数の店舗でパチスロ機の増台を実施。これにより営業収入が増加し、遊技機の減価償却費や電気代の上昇、改装費用などの諸経費を吸収しても、利益面で増益を達成した。

さらに、吸収分割の手法を用いて5店舗の事業承継を行い、店舗数の拡大と収益力の強化に努めている。航空機リース事業においても、内製化による機体管理の体制強化を進め、今後は自社保有機体に加え他社保有機体の管理も手掛けることで、収益拡大を目指している。

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