大手パチスロメーカーのアルゼは8月24日、平成19年3月期第1四半期の連結業績を発表した。
それによると、売上高は前年同期比11.6%減の101億4900万円と減少したが、前年同期に30億2600万円の赤字だった経常利益は2億9900万円の赤字となり、赤字幅が縮小した。
同期中に発表したパチスロ5号機『ROCK YOU QUEEN』と『ちゅら姫SUN』の販売実績は約1万8000台となったことを報告した。
一方、今後の見通しとして、アルゼが約24.5%の株式を保有するウィン・リゾーツ社が9月中にオープンするカジノホテル「ウィンマカオ」のカジノフロアに、同社製の大型マスゲーム機である「シアターバカラ」2セット(150インチモニタ、24席)とスロットマシンがそれぞれ納入されることを報告。マカオ地区のカジノ施設に積極的に販売していく予定としている。